娘に学校を辞めていいよ と言ったものの
さあ これからどうしたものか
とりあえずは娘自身が自発的に行動できるのを待ってみることにしました。
日々過ごして行く中
少しずつ食事の量が増えてきて
発する言葉の量も増えてきて
私が仕事に行っている日中家事をしてくれたり
少しずつ活動量も増えてきて
本来であれば二学期の最後の月を迎える頃
まだ顔色が晴れない
辛い環境から逃げ出せたものの
家族以外の自分の居場所を探しているような
本来高校生である自分が学校に属して居ない不安を抱えているのか
「学校 行きたいんじゃない? 違う学校に」
「・・・色々探してみた 私立の通信制高校に通いたい バイトして学費も少し払うようにするから
お母さんお願い通信制の学校に通いたい」
え・・・私立かぁ 学費どうしよう
副業しないと・・・
現実的な考えが頭をよぎります
でも 娘は学校に通いたいと思ってる
自分で学費を稼いでまでも、学校に行きたいと思っている
「○○がそこまで考えてるなら良いんじゃない? 一緒に頑張ろう」
決めてからは早かった
新しい学校の学校説明を娘と聞きに行き
各提出書類 授業料関係の申請書類提出
バタバタと転入手続きを行い
入学説明の日 今年度のスケジュールの説明を受け 娘の担任の先生と初顔合わせ
「担任の▽▽です 〇〇さん転入の事情は聞いています
うちのクラスには同じ事情で転入してきた生徒もいるし
他にもいろんな事情があって転入、編入してきた生徒が多いから
安心して相談してください」
娘と私にとって心強い言葉でした
新しい学校生活がスタートし
娘が学校から帰ってくるたび
「学校どうだった?」と
尋ねる私
「今日は友達ができた」とか
「同じ病気もった友達もいたよ」
「学校の友達とご飯食べに行ってきた」
「放課後、友達と宿題して帰ってきた」
今の学校での事を楽しそうに話す娘を見るたび
「色々大変だけど・・・無理して今の学校行かせて良かった」と感じました。
4月に無事3年生へ進級
現在に至ります。
気が付けばもう9月
娘の進路の事で 現在の担任の先生と三者面談の帰り道
「お母さん、前の学校辞めさせてくれて 今の学校に行かせてくれてありがとう。
今、友達にも先生にも恵まれて楽しいよ。将来に向かって頑張る。」
娘と悩んだ去年の事も笑い話になった日でした。